茨城県久慈郡にある菓子専門店「株式会社菓匠宮川」が手掛けた『奥久慈バスクチーズケーキ』は、ヘルシーでありながら濃厚な味わいが特徴です。品評会で日本一になったこともある茨城県大子産の米を使っており、グルテンフリーのバスクチーズケーキに仕上げられています。良質なクリームチーズと北海道産の濃厚な生クリーム、そしてしっかりと卵の味わいを感じることができる“奥久慈卵”を使用し、濃厚でなめらかな味わいになっています。
チーズケーキ好き必見のおいしさ
バスクチーズケーキは、スペインのバスク地方で親しまれている表面のカラメルを焦がしたチーズケーキを指します。近年、スイーツ好きの間でも話題となっております。甘いものが好きな人へのプレゼントにぴったりです。また、ケーキが食べたいけれど、小麦粉を大量に摂るのは気になる…という人にもおすすめです。
小さいながらも満足感のあるケーキ
『奥久慈バスクチーズケーキ』は、一見すると小ぶりな見た目に見えるでしょう。しかし、中身がギュッと詰まっており、満足感のあるボリュームとなっています。生クリームと“奥久慈卵”が、クリームチーズの濃厚な味わいを際立たせ、なめらかな食感に仕上がっています。
バスクチーズケーキの製造工程
なめらかなバスクチーズケーキは、それぞれの材料をしっかりと混ぜ合わせることが大切だそう。クリームチーズ、生クリームを温め、砂糖、卵などの材料と混ぜて型に流し入れ焼成します。『奥久慈バスクチーズケーキ』には、茨城県大子産のお米の米粉を使用しています。豊かな土壌で、農薬や化学肥料の量を極限まで減らして生産されたお米です。
材料一つひとつにこだわった至高のスイーツ
『奥久慈バスクチーズケーキ』は、材料に妥協せず、納得のいくものを使用して製造されています。
材料と製法にこだわりあり
こだわって選び抜いた“奥久慈卵”や北海道産生クリームが、バスクチーズケーキのおいしさを決めています。また、温度計で測りながら、材料同士が馴染むベストなタイミングで混ぜ合わせており、食べたときの口当たりも濃厚です。
5代目後継者が考案した若い発想を活かした商品
『奥久慈バスクチーズケーキ』は、茨城県大子町の道の駅がリニューアルすることがきっかけで誕生しました。道の駅に置く商品として“地元の特産品を使った洋菓子を作ってはどうか”という声が上がり、小麦粉を米粉に置き換えたグルテンフリーのバスクチーズケーキが完成しました。これは、4代目社長の後継者である5代目が提案し、商品化に至った初の洋菓子です。
チーズケーキは寝かせて食べるのが至高
『奥久慈バスクチーズケーキ』は、冷蔵庫に移して一晩じっくり解凍してからいただくのが王道です。しっかり寝かせてから食べると、全体が均等に解凍されてさらになめらかさが出てきます。甘いものが好きな方は、ぜひ一度ご賞味ください。
常に時代に合ったお菓子を作り続ける「株式会社菓匠宮川」
久慈川の氷華餅を作っている「株式会社菓匠宮川」は明治35年、茨城県久慈郡大子町にて創業されました。もともとは和菓子をメインに商品作りをしていたものの、移り変わるニーズに応えるために、洋菓子や菓子パンなど、洋の文化を取り入れたお菓子作りにも挑戦しているとのことです。主力商品としては和菓子の『久慈川の氷華餅』『八溝の金性水』、洋菓子の『奥久慈バスクチーズケーキ』『奥久慈プリン』などが挙げられます。どの商品も茨城県の名産を使用しており、素材の味を最大限に引き出せるよう、製法にもこだわっています。現在は観光土産商品の製造にも力を入れ、茨城県の名産として知られるようになっています。また、店主自らが商品開発にも関わっているため、創業以来からの製法を引き継ぎつつも、よりおいしいお菓子を届けるべく、さらなる進化をし続けています。
<沿革>
明治35年3月 | 「米穀屋」を設立(創業者:長山 丑松 氏) |
昭和5年5月 | 「長山本店」を設立(2代目:長山 仲吉 氏) |
昭和35年3月 | 「宮川製菓協業組合」を設立(3代目:長山 信行 氏) |
昭和52年10月 | 「フレッシュベーカリー カルダン 鳥山店」設立 |
昭和54年5月 | 「フレッシュベーカリー カルダン 馬頭店」 |
昭和57年5月 | 「フレッシュベーカリー カルダン 大子店」設立 |
平成13年3月 | 「菓匠 宮川」設立 |
平成15年10月 | 代表理事:長山 芳之 氏 就任 |
水にこだわった菓子づくりが特徴
「株式会社菓匠宮川」は、創業以来水にこだわってお菓子作りを続けています。水は専用機で硬水から軟水に変えて使用しています。地元の安全で美味しい水を使用し、素材は地域に親しまれているものを使い、日本古来の調理法で素朴な味を表現しているのです。時代に合わせて和洋折衷のお菓子作りに挑戦し続け、たくさんの人に長く愛されるお菓子作りを目指しています。また、安心かつ安全なお菓子を提供できるよう、HACCP(ハサップ)と呼ばれる衛生管理を取り入れたり、手洗いマスターとして認定を受けたりなど、衛生面でも力を入れております。
こだわりのお菓子をたくさんの人に届ける
これまでも「株式会社菓匠宮川」は、自慢の商品をたくさんの人に食べてもらえるようにさまざまな工夫をしてきました。今後は店舗を増やすことも視野に入れており、ゆったりくつろぎながらおいしいお菓子も食べられるカフェをオープンしたいという夢も掲げています。今後も、たくさんのお客さんに愛されるお菓子を作るために研究・開発を重ねていき、日本全国に笑顔を届けたいと考えられています。