1952年の誕生以来、半世紀を越えて永く愛され続ける「金蝕バラ」。「金蝕」技法により複雑に輝くバラを大胆に配したモダンなデザインです。金とグレーの落ち着いたハーモニーが、気品ある華やかさを演出します。
【大倉陶園の金蝕】
金蝕(エッチング)にはサンドブラストの方法を用います。本焼成した白生地にマスキング用の絵模様を貼り付け、細かい砂を噴射して生地の表面を削り、モチーフを浮き彫りにします。 金を施して焼成すると、マスキング部分と削られた部分で金の光沢に差が生まれ模様が浮かび上がります。
【金について】
大倉陶園では金彩が施されている全ての商品に、ほぼ24金に近い純度の高い金を使用しております。そのため、品のある輝きを見せます。 縁やハンドルの金彩は、職人が筆で一点一点手塗りを施しています。
【大倉陶園について】
1919年に大倉孫兵衛・和親父子により創立。
『良きが上にも良きものを』という創立の理念に沿い、一貫して美術的価値の高い硬質磁器を作り続けて参りました。
商品設計から完成まで一貫体制にて生産を行い、『色の白さ・磁器質の硬さ・肌の滑らかさ』を追求し続け、高級美術食器の分野では、独自の技術をもっております。