壱岐の郷土料理、鷄ひきとおし鍋。鶏をさばいて、ミンチと肉を鍋用にセットしてお送りいたします。野菜もスープも十分に入っていますので、鍋さえあればできるセットです。
「ひきとおし鍋」は、昔、島で鶏肉が一番のご馳走だったころ、客人が来ると庭で鶏をつぶし、奥に“ひきとおし”て出したことに由来しています。当時は、砂糖が貴重だったため、上客にはふんだんの砂糖を使ったということで、壱岐の味付けは甘いダシとなったといいます(壱岐もの屋では、全国の方の口に合わせるため、甘さは調整しています)。
鶏の旨みをじゅうぶんに吸わせていただくお野菜、お豆腐、そうめんも絶品です。 殻ごと酒蒸ししたサザエの身を取り出し、ソミュール液で味付け、塩出し、燻煙して砂を含んだ部分をていねいに取り除いた特製の燻製栄螺もご一緒にぜひお召し上がりください。