自家製造のゆばをたっぷり9品中7品に使いました。前菜には最後の方に採れる甘みの強いゆばをしぐれ煮に。汲み上げてすぐしゃく状に整形した軟らかいゆばをお造りに。刻んだ平ゆばと山芋をかば焼き風に仕上げ焼き物に。太巻ゆばを揚げ昆布出汁で炊き煮物に。平ゆばを甘酢に漬け泉仙自慢の白酢あん(自家製豆腐と絹こしごま、お酢などで作った)で和え酢の物に。ご飯は、干したゆばと実山椒で作った、ゆば実山椒煮とお粥を一緒に食べていただき。味噌汁には、京都でよく使う白味噌汁に竹ゆばと生麸の具。香の物には、京都の三大漬物のひとつ、しば漬けを。水菓子は泉仙自慢のわらび餅、和三盆と生姜風味の調和のとれた笹の舞をご用意しました。泉仙の精進会席ゆばずくめをご賞味ください。