国が指定する伝統的工芸品である、熊野筆。
その筆作りは、一連の工程のほぼすべてが筆司と呼ばれる熟練職人に委ねられています。
使用箇所に応じて動物の毛を選ぶ作業に始まり、先のない悪い毛をハンサシという刃の無い特殊な刃物で取り除いて揃え、それぞれの長さにする作業や、毛を型に入れて筆の太さと形に合わせる作業など、20以上にも及ぶ緻密な工程を経て一本一本仕上げています。
最大の特徴である毛先の絶妙な滑らかさとコシは、天然毛をそのまま活かすことで生み出されるもの。
ふわふわの肌触り、使いやすさ、そしてメイクの仕上がりの良さ。
他の化粧筆では味わうことができない、使い心地の良い熊野筆の魅力に引き込まれます。
使い易いブラシ3本セットにポーチを付けました。
チークブラシは、穂先に山羊毛を使用しふんわりとした平らな形状です。
毛量があり、筆を寝かせて使うことで、しっかりとチークを入れることができます。
穂先には馬毛を使用し、平らで斜めの形状をしたアイブローブラシ。
一般的なアイブローブラシに比べて大きめなサイズが特徴で、眉をふんわりと描くことができます。
眉を素早く簡単に描きたい方におススメの筆です。
アイシャドウブラシは、穂首の形状はパドル(櫂)型。
初めて使う方にも使いやすい形状で、粉含みがよく、しっかり色をのせることができます。