新潟県の燕市は、寛永時代から名高い和釘の産地でした。
時代の流れから大正時代に洋食器 (カトラリー)産業へと舵を切り、アメリカへの輸出が弾みとなって洋食器の一大産地として成長を遂げました。
輸出先にヨーロッパが加わると販路が一気に拡大、時代と共に磨きの技術も格段に向上していきました。
近年モバイル機器や半導体製造装置などを手掛ける中で開発されたのが、美しい鏡面仕上げのステンレス製ビアタンブラー。
表面の粗さがナノレベルという驚異的な品質は、磨き屋と称する職人たちのこだわりと誇りです。
内側はクリーミーな泡ができるよう粗さを変えてあり、美味しさをそのままキープします。
ビールの味わいにもこだわったタンブラーは、曇りのない美しさの隅々に、磨き屋たちの仕事に対する情熱と職人魂が刻まれています。