「小田原かなごてファーム」の『小田原かなごてファーム おひるねみかんジュース【黒ラベル】12本セット』は、耕作放棄地を“おひるねしていた畑”として捉え、再利用して作られたみかんジュースです。農園の代表である小山田大和さんは、行政書士事務所も運営する珍しい経歴の持ち主。小山田さんが作る、地元産のみかんをふんだんに使った『小田原かなごてファーム おひるねみかんジュース【黒ラベル】』は、単においしいだけではない、さまざまな想いが詰まったみかんジュースです。
神奈川小田原市の変わりゆく景色を守るために
かつての神奈川県小田原市は、みかん産地として県内随一とされた地域でした。しかし、時代の流れとともにみかん畑は徐々に少なくなり、耕作放棄地が増加しました。変わっていく景色を目の当たりにした小山田さんが、耕作放棄地の保全と再生を目的に開発した商品が『おひるねみかんジュース』です。環境問題やSDGｓに対する取り組みを支援したい方や、地域が抱える問題を支援したい方に味わってほしいそうです。もちろん、みかんが好きな方や、季節ごとに変わるみかんの自然な味わいを楽しみたい方にもおすすめです。
自然でやさしい昔ながらのみかんジュース
『おひるねみかんジュース』は皮ごと絞ったみかんを使用し、添加物は入っていません。みかんの味わいがダイレクトに感じられる100%果汁のストレートジュースです。一般に市販されているオレンジジュースとは一味違う、自然でやさしい甘みと口当たりが特徴です。酸味のなかにほのかな甘みを感じる、昔ながらのみかんジュースはどこかなつかしく感じられるでしょう。
限定生産のプレミアムジュースをご自宅で
「小田原かなごてファーム」で収穫されたみかんは、神奈川県湯河原町にある果樹園「やまげん」で加工されます。フルーツのおいしさや魅力に精通した農家だからこその技術が強みです。素材本来の香りと風味を残しながら殺菌・充填でき、みかんのおいしさがそのまま伝わる一品です。なかでも黒いラベルがついた商品は、農薬不使用のみかんのみで作られています。薬剤の力に頼らず、人の手で手間ひまかけて作られたみかんを使っており、プレミアムな味わいを堪能できます。年間数千本しか製造できない貴重なみかんジュースを、ぜひ一度ご賞味ください。
おいしさと安心を詰め込んだ人気商品
ジュースのおいしさだけでなく、安心安全に対する取り組みを徹底しているのもポイントです。生産者の小山田さんは、誰もが安心してジュースを飲めるよう、手間やコストをかけてでも真剣に取り組むべきと考えています。食に関する安全は不断の努力があってこそ。小田原足柄地域の恵みと生産者の思いをこめて、一つひとつ丁寧に作り続けているそうです。
細部までこだわった商品づくりは徐々に話題を呼び、さまざまな場所で高い評価を獲得し始めました。「JR東日本」が運行する寝台列車TRAIN SUITE四季島や有名ホテルグループの「星野リゾート」などでも採用され、人気ブランドのひとつに成長しています。
地域活性化や耕作放棄地問題解決を目指して創設
「小田原かなごてファーム」が“おひるねみかんプロジェクト”を始めたのは、2014年のことです。行政書士である小山田大和さんが、農業と再生可能エネルギーを活用した地域活性化、耕作放棄地という課題解決を目指して創設しています。農家を取り巻く天候・後継者不足などの課題を解決すべく、農作物の栽培以外で収入を得る方法として“ソーラーシェアリング”に取り組んでいるのも特徴です。2016年には神奈川県小田原市の下曽我に1号機となるソーラーシェアリングを竣工し、さつまいもの作付けを行っています。2019年には神奈川県小田原市の桑原に2号機を、さらに2021年には3号機を竣工し、現在では米・薄荷・大豆・落花生など、さまざまな農作物を育てているそうです。
水・食料・エネルギーを自給して地球や地域に潤いを
「小田原かなごてファーム」は、再生可能エネルギーを農地で作り、その下で農作物を育てる“ソーラーシェアリング”を推進しているのが特徴です。神奈川県でもっとも“ソーラーシェアリング”に取り組んでいると自負しており、食べ物からエネルギーまで、自分たちが必要とするものを自給しています。これほど“ソーラーシェアリング”に熱意をもって取り組んでいるのも、環境問題や地域の課題解決のためです。人類の生存には、水や食料、エネルギーが欠かせません。これらをできる限り自給する仕組みを整えることで、地球にも地域にも潤いと魅力を与えられると考えているそうです。『おひるねみかんジュース』は、そんな「小田原かなごてファーム」の想いを込めて作られています。
小田原足柄地域を食とエネルギーの自給地としてよみがえらせたい
「小田原かなごてファーム」の今後の目標は、小田原足柄地域を食とエネルギーの自給地としてよみがえらせ、地域内で経済が回るようにすることだそうです。小田原足柄地域を、全国的にうらやましがられる地域にしていくことを目指しています。農家を元気にするために、より一層“ソーラーシェアリング”も活用していきたいとも思っているそうです。また、さまざまな想いと価値を提供するために、農家カフェ「SIESTA」も展開しています。提供するメニューにはできるだけ地元農家が農薬不使用で作っている野菜を使用する、調味料もなるべく化学調味料・保存料無添加のものを使うなど、食の安心安全にもこだわっているのがポイントです。おいしさ・安心安全・環境問題解決など、たくさんの理想を詰め込んだ「小田原かなごてファーム」の『おひるねみかんジュース』を、ぜひ味わってみてください。
