宮ヶ瀬ダム貯蔵酒２本セット

黄金井酒造でしかいただけない『宮ヶ瀬ダム貯蔵酒』

神奈川県厚木市の唯一の造り酒屋である「黄金井酒造」が、自慢の清酒『盛升』の特別純米酒と吟醸辛口を、ダムの監査廊内で静かに熟成させた『宮ヶ瀬ダム貯蔵酒』。宮ヶ瀬ダム周辺の活性化事業の一環として2019年から取り組まれており、低温の中で数ヶ月寝かせたお酒のまろやかさが好評です。「黄金井酒造」にしかない、宮ヶ瀬ダム貯蔵という希少な熟成環境でできる特別な日本酒を、大切な人に贈りましょう！

地下80m、年間約10度の中でじっくり熟成

宮ヶ瀬ダムは、神奈川県愛甲郡愛川町、神奈川県清川村、さらに神奈川県相模原市の3市町村にまたがる首都圏最大級のダムです。相模川の支流である中津川に、2001年に建造されました。その地下80ｍの地点にダム監査廊があり、そこで熟成させたのが『宮ヶ瀬ダム貯蔵酒』です。ダム監査廊内は年間を通して約10度と一定の気温で、太陽の紫外線の影響を受けません。もちろん一般の人は侵入できない通路であり、大量の水に囲まれた状態で静かにじっくりと熟成されていきます。貯蔵酒は3ヶ月から6ヶ月ほどで刺激臭などが減り、6ヶ月ほどで味が安定しまろやかさが増していきます。『宮ヶ瀬ダム貯蔵酒』も、まろやかで口いっぱいに広がる豊かな味わいが魅力です。

手を加えず米本来の良さを活かした特別純米原酒・吟醸辛口原酒『盛升』

宮ヶ瀬ダムで貯蔵したのが、黄金井酒造さんを代表する清酒『盛升』の特別純米原酒と吟醸辛口原酒の2種類です。原料には酒造好適米の“美山錦”を使い、丁寧に仕込みました。原料の酒米100％で作るのも黄金井酒造さんのこだわりです。キレのよい後口に仕上がる“美山錦”。ダムの監査廊内でゆっくりと熟成させて、特別純米は濃醇な旨味とまろやかで幅のある酒質へ、吟醸辛口はドライな切れが冴える吟醸酒に仕上げました。まろやかな口当たりとクリアな口当たりを一気に楽しめるセットは、お酒好きには嬉しい贈り物に。同じデザインが描かれたラベルは白と黒と色を変え、2本並べるとシックでかっこよさが際立ちますよ。冷酒から常温で、お食事と一緒に味わう食中酒としておすすめです。

口当たりの決め手になる東丹沢の清らかな水

こだわりは酒米や貯蔵環境だけでなく、水にもあります。醸造元の黄金井酒造さんは、東丹沢山麓の神奈川県厚木市七沢で200年以上酒造りを続ける老舗造り酒屋。この東丹沢山麓のきよらかな水に惚れ込み、酒造りに活用しているのです。“水源の森百選”にも選ばれる東丹沢山麓からの伏流水はとても清らかで、神奈川県では珍しい軟水です。そんな水を使って生まれるお酒ですから、多くの人に愛されるのも納得ですね。こうした東丹沢のこだわりの水に、酒造好適米の“美山錦”をかけあわせてできる『盛升』の特別純米と辛口吟醸。丁寧にじっくりと時間をかけて仕込む自慢の美酒が、きっと至福の時間へと誘ってくれるでしょう。

文政元年創業、受け継がれる伝統の技

酒造りに息づく職人魂を知れば、さらに味わいに深みが増します。江戸時代の末期、1818年（文政元年）に濁酒の製造から歩み出した黄金井酒造さんは、200年以上の歴史を持つ老舗の造り酒屋です。清酒や焼酎に加え、クラフトビールの『さがみビール』やクラフトジンの『Japanese Craft Jin 黄金井』など、幅広く酒造りを行っています。以前は越後（新潟）から杜氏を招いて酒造りを行っていましたが、近年は越後杜氏から技術を学んだ地元杜氏が、酒造りの旗振り役を担っています。2002年に地元杜氏を中心とした酒造りを初めて行い、翌2003年春の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。さらに翌年も同じく金賞を受賞し、伝統の技は確かに継承され今も守りぬかれているのです。伝統的な技法に、発酵技術など新しい方法も積極的に取り入れながらますます進化するところが黄金井酒造さんの魅力。格式高い美酒の贈答は、お酒にこだわりがある人にもきっと喜ばれます。

ダム貯蔵というユニークさもプレゼントのポイントに

ダム貯蔵酒の取組みは他にも例がありますが、宮ヶ瀬ダムは黄金井酒造さんの『盛升』だけ。厚木の酒造と自慢の清酒、そして神奈川の大規模ダムと、ここでしか生まれない『宮ヶ瀬ダム貯蔵酒』は、これまで日本酒をたくさん味わってきた人もどんな味がするのかと思わず惹きつけられるでしょう。静かな場所でひっそりと熟成を重ね、まろやかな味わいとすっきりしたキレのよさを兼ね備えて、次のひとくちを邪魔せずにいつまでも飲み続けられるお酒です。確かな技術に裏付けされた信頼の美味しさと、特別感を演出するユニークなダム貯蔵で、手にとった人が楽しくなるプレゼントになります。

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